子どもと暮らす家づくり

家づくりのきっかけは?と伺うと、お子様の誕生や進学などの大きなライフプランを挙げる方が非常に多いのですが子どもと暮らす家づくりというのはなかなか難しいものです。

子どもがいる、となると間取りの作り方はどうしても既成概念にとらわれてしまいがちです。≪子供部屋にはベッドと机が置けるスペースがあって、クローゼットがあって・・・≫というように、私達は知らず知らずに子供部屋のイメージを追いかけてしまいます。でも実際にはお子様が小さいうちにはほとんど個人の居室を使用する機会がなかったり、独立後には倉庫のようになったりと居住空間の中で有効活用しにくいのが子供部屋の難点でもあります。

先日ある新聞が行った小学生のライフスタイルに関するアンケートによると、小学生のおよそ85%がリビングや食堂スペースで勉強をしているという結果がでました。家庭での学習環境については賛否両論があるものの、最近では家族の気配を感じられる場所で、というのが一般的になってきています。社会的に見ても、ここ数年でスマートフォンなどの個人ツールの普及率が低年齢化してきている事もあり、家庭の中でも家族のあり方やコミュニケーションについて危機感を感じているという方が多いように思われます。家に帰っても友達とネットを通じて24時間連絡が取れる、というのは確かにいままでの日本にはなかった文化です。個人の居室はもはや携帯やスマートフォンのような端末の中にあり、空間的な「個」は必要とされなくなってきているのかもしれません。

子どもがいる世帯の家づくりで一番大切なのはやはり「コミュニケーション」。お子さんが小さいというご家庭であれば家族みんなで過ごせる時間の作り方を是非考えてみてくださいね。

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