住宅に求めるものはなんですか?
東日本大震災後、住宅においても考えさせられることとなりました。
耐震に対する強化はもちろんのこと、家族の絆を重んじる人が増えてきました。
実家など身内の近くに住宅を構えたいという人、親との同居を真剣に考えるようになった人が増加しているといいます。
また今回の震災直後、帰宅困難者が多くでた首都圏では職場と自宅の利便性を考えさせられたという人もたくさん存在します。
災害が起こった時、まず家族のことが脳裏に浮かびます。自分は無事であっても家族が無事かどうかが確認されるまではひと時も安心などできません。普段は便利に利用している携帯電話でさえ、うまく機能せず身内の安否がわからず不安な時を過ごしたという経験をされた人は多数いたと思います。
自力でなんとか家族のいる元へ向かいたいという思いは経験としてその後の住宅事情について大きな影響を及ぼしたことはいうまでもありません。
これからの住宅の在り方について、何をいちばんに優先するべきかは人により少しずつ違いがあるにせよ、耐震の部分、通勤通学の利便性、節電など省エネ化、これらの要素は重要なセクションにあるものと考えます。
これから新しく住宅を取得しようと考えている人も、新たな生活の拠点として別の賃貸住宅への転居を考えている人も、どのようにして新しい生活の拠点となる棲家を探していけばいいのか悩むところでしょう。
それぞれにポイントを抑えていくことでスムーズな住み替えが実現します。
あなたが必要としている、重要としている点はどこにありますか?
ひとつずつ整理して考えてみることで求めている生活スタイルやビジョンは必ず見えてくるはずです。