カテゴリー : 住宅

子どもと暮らす家づくり

家づくりのきっかけは?と伺うと、お子様の誕生や進学などの大きなライフプランを挙げる方が非常に多いのですが子どもと暮らす家づくりというのはなかなか難しいものです。

子どもがいる、となると間取りの作り方はどうしても既成概念にとらわれてしまいがちです。≪子供部屋にはベッドと机が置けるスペースがあって、クローゼットがあって・・・≫というように、私達は知らず知らずに子供部屋のイメージを追いかけてしまいます。でも実際にはお子様が小さいうちにはほとんど個人の居室を使用する機会がなかったり、独立後には倉庫のようになったりと居住空間の中で有効活用しにくいのが子供部屋の難点でもあります。

先日ある新聞が行った小学生のライフスタイルに関するアンケートによると、小学生のおよそ85%がリビングや食堂スペースで勉強をしているという結果がでました。家庭での学習環境については賛否両論があるものの、最近では家族の気配を感じられる場所で、というのが一般的になってきています。社会的に見ても、ここ数年でスマートフォンなどの個人ツールの普及率が低年齢化してきている事もあり、家庭の中でも家族のあり方やコミュニケーションについて危機感を感じているという方が多いように思われます。家に帰っても友達とネットを通じて24時間連絡が取れる、というのは確かにいままでの日本にはなかった文化です。個人の居室はもはや携帯やスマートフォンのような端末の中にあり、空間的な「個」は必要とされなくなってきているのかもしれません。

子どもがいる世帯の家づくりで一番大切なのはやはり「コミュニケーション」。お子さんが小さいというご家庭であれば家族みんなで過ごせる時間の作り方を是非考えてみてくださいね。

家事動線を考えた家

共働きの世帯にとって女性が住宅に求めることは家事を効率よく行え、動線が短いということだと思います。
私は子どもが小さいということもあり専業主婦ですが、住宅に求めることは家事動線に配慮されていることです。
キッチン・浴室・洗濯場を離れたところに間取りをするのではなく1ヶ所に固めることが家事の効率を高め、家事をスムーズに行えると思います。

キッチンの後ろに浴室、洗濯機や物干し場を設けることで、生活感が出る部分はなるべく目に入りにくくなり、リビングでの快適性も高まると思います。
キッチンの後ろに固めた水周り部分は左右どちらからも行き来できるようにしておくと、朝身支度で忙しい時間帯でも家族がぶつかり合ったり、準備がしにくいということを防げるのです。
家事も行いやすく、家族の移動のしやすくなるのです。
行き止まりがあると行ったり来たりと無駄な動きも多くなり、家事動線にも大きく影響してくるだけでなく生活のしやすさにも影響してくるのです。

回遊型にすることで家事動線の短く、動きやすいので生活のしやすさも実感できると思います。
このような造りにすることで家事を女性だけが行うのではなく、ご主人や子ども達も積極的に取り組んでくれるようになると思います。
そうなることで家族のコミュニケーションも深まり家事をみんなで協力しながら行える家となるのではないでしょうか。

家事動線を考えた家造りをするということで今まで自分のプライベートな時間を持つことが出来なかった忙しい主婦でも、家事を短縮できほんの少しの時間でもゆっくりできる時間が持てれば住宅への満足度も変わってくることでしょう。
忙しい女性のためにも家族との繋がりを持たせるためにも動線に配慮された家造りをしたいものです。